手製のなにがし

手作りする風景をゆるくお届けします

セレモニードレス(男の子用)を目指して、甚平と着物の間みたいなベビードレスを作った

赤ちゃんの性別が男性と分かりました。
アリザネコです。

せっかくなので、何か服でも作れないかな、と思いました。
元々、服はほぼ作ったことがないし、
大変そうだから、作ろうともあまり思わなかったのですが、自分の赤ちゃんともなると、やってみようという気になるようです。

まぁ深く考えず、
練習と思ってやってみることに。

買わなさそうなセレモニードレスという物を作ってみることにしました。
退院時やお宮参りで使う服らしいです。

どれも、白くフリルの付いた可愛い物ばかりで、男の子に着せてもつまらないな、と思ったので、男の子に似合いそうな和装風にする事に。

で、型紙を探したのですが、
目的の雰囲気のがない!

ないなら、作ればいいじゃない。

とりあえずイメージを掴むために、
書いてみることに。
大きい紙がないので、
A4の紙を2枚繋げてA3にします。


赤ちゃん用で購入していた服を置いてみます。
80センチとの事。

A3でも、足りないけど、
上半分あれぼいいかな、と上半分だけ。

鉛筆でざっくり型を取ります。
この後、半分に折るので、
A4の紙の繋ぎ目に、服の中心線がくらように置きます。


ボールペンで、線を明確にします。
この後、半分に折って紙を切るので、
半分だけ書いてます。


切ります。


切りました。


広げて、
こんな感じのを作りたいイメージを書きます。


服はほぼ作ったことがないので、
調べてみることに。

着物は難しそうですが、
甚平なら作れそうです。

赤ちゃんの服の名称が、
ロンパースやらプレオールやら、
たくさんあって分かりませんが、
どうやらベビードレスタイプなら、
新生児用で和装っぽくて簡単そうです。

新生児だと、
サイズが60センチ前後と書いてあったので、身丈50センチ、身幅24センチで作る事に。

ざっくりな、出来上がり予定図。


出来上がり予定図を元に各パーツのサイズを出して、布を切り出します。
ここまでで、
すでにはっきり言える事は、

買った方が楽(・ω・)



●用意した布はこちら↓

前面の布。
一番上のは襟部分で、半分に折って写真撮っています。
濃い紺は帯風にする部分です。


後面の布。
先程の一番上の布の半分の続き。

袖。


襟。


帯の飾り用の布。
前面用2枚、背面用1枚。
無くてもいいのですが、無いとつまらないので。

紐。
バイアステープを縫って作る事にしました。

もう一つの紐。
これは飾りと同じ黄色の布を縫って作る事にしました。




●作ります

紐の部分は、
ダブルガーゼが柔らかい布なのと、
あまりに細かったので、手縫いにしました。
端を折って手縫い。


こんな感じで二本作成。


こちらもアイロンをかけて同様に手縫い。


こんな感じで二本。


袖。
縁かがり縫いをして、
半分に折ります。


下側を縫って、
袖っぽく、筒状にします。


縫った部分を割って、
アイロンをかけます。


アイロンをかけたところ。
この後、袖口を縫うのですが、
縫い代が厚くならないように割っています。


袖口を三つ折りにして、
アイロンをかけて、縫います。


縫ったところ。


袖が出来上がりました。


前面の布の上部分を縫います。


広げてアイロンをかけるとこんな感じ。


襟をつけます。
大きなバイアステープをつけるイメージ。
まず、アイロンをかけて折り目をつけます。


こんな感じになる予定。


前面の布を縫いやすく、
まっすぐになるように広げます。


襟部分を重ねます。
バイアステープで縁を巻くときと同じ容量で縫う予定です。


こういうのはズレやすいので、
分かりやすい糸で何ヶ所か軽く縫って仮止めました。


赤い糸で仮止めしたところ。
縫い終わったら、糸を抜きます。


襟の片端に紐をつけます。


ミシンでも良いと思うのですが、
上手く縫える気がしなかったので、襟の表面は手縫いで縫っちゃいました。
今思えば、襟をつけ終わってから紐をつける方が簡単かもしれません。


後面。
縁かがり縫いをして、
背面二枚の布を合わせて縫います。
元から布一枚で用意してもいいのですが、和装っぽさを出すために、縫って作っています。


広げてアイロンをかけます。


帯風の紺色の布をつけます。


上辺を縫います。


前面の布も同様に、
帯風の紺色の布をつけます。


上辺を縫います。


飾りの布です。


縁かがり縫いをして、半分に折ってアイロンをかけます。


先程縫った帯風の部分と、襟のついた部分を重ねて縫います。
前面だけ黄色の紐も重ねて縫います。



脇部分を縫います。
この時、
片側は水色の紐が内側になるようにつけます。


肌着を着てから着るとはいえ、縫い代がたくさんあって気になる。


もう片側は、
黄色の紐が外側になるようにつけます。
完成。


後ろ姿。



型紙無いところから、
作ったにしては頑張ったので、
とりあえず一回は着せたいなぁ(・ω・)
和装風の赤ちゃん服はあまり無かったので、そういう意味では作って良かったかも。

でも、やはり服は買った方が
楽だし安くて綺麗だな、と再度実感。

服は難しい。

フェルトの布絵本⑦表紙と背表紙と裏表紙

フェルトの布の絵本、
完成まであと少し。
アリザネコです。


今まで作ったページを並べてみます。

フェルトの布絵本①雨と傘 - 手製のなにがし。
フェルトの布絵本②葉っぱで雨宿り - 手製のなにがし。


フェルトの布絵本③雲と太陽 - 手製のなにがし。
フェルトの布絵本④虹と蝶々 - 手製のなにがし。


フェルトの布絵本⑤クローバーと蜂 - 手製のなにがし。
フェルトの布絵本⑥扉 - 手製のなにがし。

見開き同士を重ねて、左側を縫います。


縫い終わったところ。
これを他の2セットともやります。


見開きが全てペアになったら、
次は2ページ目と3ページ目を縫い合わせます。
上下とページの外側の3辺を縫います。
同様に、4ページ目と5ページ目も縫い合わせます。
縫い終わったところ。


背表紙側から見るとこんな感じ。


この状態で厚さが1cmくらいなので、
絵本の大きさは、
縦18cm×横18×厚さ1cmのサイズになります。

これに、表紙と背表紙と裏表紙をつけます。

表紙は、18cm×18cmの緑色フェルト。
背表紙は、18cm×3cmの薄黄色フェルト。
背表紙は、縫い代が1cmずつと厚さ分の1cmで3cmの計算です。


裏表紙は、18cm×18cmの紺色フェルト。
裏表紙の色を表紙と揃えて、
更に本っぽくしても良さそう。
でも、今回はカラフルなのを目指しているので、裏表紙も違う色にしました。


本を閉じる方法は、スナップを採用。

他にも、ボタンや、リボン、マジックテープも考えました。
が、今回は、広げてほしくない時は閉じていたいなと思ったので、子供では開けにくそうなスナップにしました。
逆に、子供が自分で開け閉めできるのが良いのであれば、マジックテープでもいいと思います。

糸どめのスナップは使ったことあるんですが、今後を考えて、打ち具使うタイプを買おうかなーと手芸屋さんを見ていたところ、こちらを発見。


打ち具が不用な、スナップ!!
何これ便利じゃん(・ω・)
買ってみました。


布を用意。



初めて使うので、
こんな感じで付けてみることに。


布を重ねて、
目打ち(穴開ける針)で、穴を開けます。


空きました。


穴に凸側を入れ、


布を挟むようにはめ込みます。


カチッといって、
外れなくなりました。
簡単!!!
これはいい!!!(・ω・)ノ


で、反対側も同じ様にやるのですが、
ここで、ひとつ気づきます。

フェルト1枚にスナップを付けたけど、
フェルト2枚にスナップを付けた方がいいのでは。

試しにやってみましたが、
やはり強度とか使いやすさを考えると、
フェルト2枚にスナップを付けた方が良さそうです。

と、いうわけで、
スナップは一度付けると取り外しできないので、フェルトの切り出しから再度やり直し。
フェルト2枚の厚みにスナップを付けました。


ひっくり返すとこんな感じです。


縫い合わせます。


表紙にスナップ部分を取り付けます。
おそらく力がかかる場所なので、
しっかりと縫い付けます。
あと、背表紙を付けたり、
飾りを刺繍したり。


裏表紙はこんな感じで刺繍。
せっかくなので、
葉っぱの間に、子供の名前を刺繍しました。


1ページ目に表紙を縫い合わせて
6ページ目に、スナップを挟み込んで裏表紙を縫い合わせて、
背表紙とページを縫い合わせて完成です。


こんな感じになりました。
可愛くできた(・ω・)


スナップを外すとこんな感じ。


中身。




だいぶ気に入ったので、
気が向いたらまた作りたいな。

一気に作ろうとすると疲れますが、
1ページずつ気が向いたら作る感じで、
6ページ作り終わったら、
表紙とかつけて絵本にするってくらいで
まったり作っていけそう(・ω・)

フェルトの布絵本⑥扉

フェルトで何を作ろうかと考えながら、
気がついたら扉を縫っていました。
アリザネコです。

前回のフェルトの布絵本のページはこちら。
arisaneco.hatenablog.jp
今回は、6ページ目なので、最後のページです。

なんとなく扉を縫っていたので、
今回は家の扉を開けるページを作りたいと思います。

家の中の色を、
薄い黄色にしました。


地面と、家具っぽい物を何となく縫い付けます。
靴箱的な何か。


玄関っぽさを出す為に、
傘を置くことに。
せっかくなので、
最初のページの傘と同じ、黄色の傘に赤色の柄というカラーリングにしました。
傘を持って帰宅したイメージ。


傘を縫い付けたら、
次は壁を縫い付けます。


一心不乱に縫ってしまった扉。
扉の右側を縫い付けます。


壁が寂しいので、
玄関灯をつけてみました。


玄関灯の光を刺繍。
壁の濃い色の部分を、
刺繍糸で縫い付けて完成。


扉を開けたところ。

フェルトの布絵本⑤クローバーと蜂

ルイボスティーは老化とむくみに効くと聞いて、飲み始めました。
今後の効果に期待。
アリザネコです。

前回の布の絵本のページはこちら。
arisaneco.hatenablog.jp
布の絵本を作り始めて、
4ページが出来上がりました。

さて、後何ページ作ろうかな(・ω・)

4ページだと見開きが2回しかないので、本っぽさが少ないので、
6ページ以上が良さそうです。

あまりにページが多いと縫い合わせが大変だし、今回は6ページにしよう(・ω・)ノ

というわけで、
あと2ページ。
どんなのにしよう。

悩んで旦那様に聞いたら、
「花がいい」
と言われました。

なるほど。
前回のページに蝶々が居たので、それもいいかな(・ω・)

しかし、花って何の花にしよう。
ガーベラやバラ、チューリップ。
タンポポとか色々あるし、花畑とか…。

と考えていたら、
花が面倒くさくなって、
クローバーになりました(・ω・)ノ

せっかくなので、
四つ葉のクローバーを紛れさせたいと思います。
型紙を作ります。


色々な緑色で切り出します。


クローバーっぽくするために、
白色の刺繍糸で線を描きます。


2枚を縫い合わせます。
たくさんのクローバーが出来ました。


並べてみたら、
クローバーだけだとなんだか地味かも。
と思って、シロツメグサも作る事に。
結局、花も作る(・ω・)

長方形の白色のフェルトを
半分に折って、
ハサミで切り込みをいれました。
イカみたい。


白色のフェルトは、
適当にズラして折って、
台紙のフェルトに縫い付けます。

それっぽく見えればOK (・ω・)ノ

緑色の刺繍糸で、茎を刺繍します。


花畑っぽくなったので、
蜂を追加することにしました。
蜂の通り道と、羽を縫い付けます。


蜂を縫い付けます。


クローバーの中心を
黄色の刺繍糸で縫い止めて完成。
クローバーをめくると蜂の通り道がわかるとか、一個だけ四つ葉が紛れてるとか、そんなページです。

フェルトの布絵本④虹と蝶々

花粉のせいなのか、妊娠のせいなのか、よく鼻血が出ます。
アリザネコです。

前回は、布絵本の雲と太陽のページを作りました。
arisaneco.hatenablog.jp
今回は、虹のページにしたいと思います。
カラフルだし、
天気繋がりでいいかな、と。

虹はやっぱり7色のイメージがあるので、
7色使うことにしました。
本来の虹は、内側が青で外側が赤のグラデーションですが、
手持ちのフェルトの色の関係で外側がピンクになりました。

縫い代がほしいので、隣り合うフェルトは少し重なるように、作って切っています。
こんな感じです。


7色を縫い合わせたところ。
大きくはみ出した部分は、後でハサミで切っています。

虹をポケットにしたいので、虹と同じ大きさのページュのフェルトを用意して、縫い合わせます。


虹だけじゃ寂しいので、
虹のポケットから蝶々が出るようにしたいと思います。
蝶々を切り出します。
表と裏で色を変えています。

このままだとシンプルなので、
刺繍糸で飾りを入れました。


紐に蝶々を縫い付けます。
3匹じゃ寂しかったのでもう1匹追加。


蝶々のついた紐を虹の裏面に縫い付けます。
虹の青色側を白色のフェルトに縫い付けて完成。


蝶々の裏面。

ちなみに、虹部分の左や下は、ページを縫い合わせる時に一緒に縫うので、あえてここでは縫い合わせていません。

フェルトの布絵本③雲と太陽

子どもが喜ぶか分からない。
だからこれは自己満足だよなーと自戒しつつ、作成してます。
アリザネコです。

前回は、葉っぱで雨宿りするページを作りました。
arisaneco.hatenablog.jp
前回が雨だったので、
天気繋がりで、今回は曇りのち晴れみたいなページを作ろうと思います。

まず、雲と太陽を作ろうと思います。
太陽はコンパスで書いた丸。
雲はざっくり書いたのを切り出しました。
こんな感じかな。


赤色の丸だけじゃ太陽っぽくなかったので、黄色でギザギザの台紙を用意。
でも、まだ太陽っぽさが足りないような。


赤色の刺繍糸で、丸を縫ってみたり、
赤色とオレンジ色の三角を置いてみたりしました。
三角を置くと、太陽ってすぐにわかるようになったので、これでいこうと思います。


丸や三角を縫い付けました。
太陽の裏面となるフェルトを用意して、


間に紐を入れて、縫います。


縫い終わったところ。


太陽が終わったので、
次は、雲を作ろうと思います。
雲もこれだけだと寂しいので、


刺繍糸で波縫いで線を描いてみました。
チャコペンで線を描いてから、
その上を波縫いする感じ。
淡めの糸でカラフルにしました。
簡単に可愛くできて嬉しい(・ω・)ノ


雲も裏面を用意して、
先程の雲と縫い合わせます。


小さい雲も追加で作ることにしました。 同じ様に、刺繍糸で波縫い。
裏面を用意します。
太陽に付けた紐の先端を、この裏面のフェルトに縫い付けます。
そのあと、表面と縫い合わせます。


薄い黄色のフェルトに雲を縫い付けたところ。
薄い黄色だけじゃ寂しかったので、
光をイメージして、
暖色系の刺繍糸で、波縫いの模様を入れました。


雲がポケットみたいになっていて、
雲の間に太陽が入ります。
太陽を出したり入れたりして、動かして遊ぶイメージ。
太陽が雲に隠れてるけど…


雲から出てきて晴れた!(・ω・)ノ
曇りのち晴れ。

フェルトの布絵本②葉っぱで雨宿り

初の冬の加湿空気清浄機、快適です。
アリザネコです。

前回は、フェルトの布の絵本の雨のページを作りました。
arisaneco.hatenablog.jp
今回は葉っぱの下で雨宿りする感じのページを作りたいと思います。

ストーリーは無いけど、
絵本は見開きなので、
関連してたら想像しやすいんじゃないかな、と(・ω・)ノ

葉っぱを切り出します。
濃い緑色の上に、色味の違う緑色を乗せました。


葉っぱをめくると雨宿りしてる何かが居るというイメージなので、葉っぱの裏面も作ります。
裏面なので、黄色で簡素にしちゃいました。


縫い合わせます。
薄い黄色の刺繍糸にしたけど、目立ちすぎたかな。


小さい葉っぱも作ります。


縫い合わせます。


こんな感じかなぁと並べつつ、
土や茎も切り出してみます。

これは見開きの右側のページになるので、ページの内側になる部分(この写真の左側)は、気持ち余白を大き目にしたいところ。


決まったら縫い付けます。


土を縫い付けたところ。
右と下は、他のページと縫い合わせる時に縫うので、今は縫わないでおいています。


茎を縫い付けたところ。


雨宿りする生き物を考えます。
雨といえばカタツムリかな!(・ω・)ノ


大きな葉っぱに隠れるくらいのサイズのカタツムリを作ります。


土台のフェルトに縫い付けます。


雨なので、
しずくをいくつか付けます。


葉っぱを縫い付けてみます。
頻繁にめくられても取れないように、しっかり目に縫い付けました。
いい感じ(・ω・)ノ


小さい葉っぱの方は
てんとう虫にしました。


小さい葉っぱも縫い付けます。


めくるとこんな感じ。


めくって遊んでくれるかなー(・ω・) ノ