手製のなにがし

手作りする風景をゆるくお届けします

クマ耳フード付きおくるみを作りました

お正月の食べ物の誘惑は凄まじかったです。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
アリザネコです。

妊娠したので、
赤ちゃん用品を作りたいな、
と思っています。

作ったけど使わなかったってのは残念なので、用途が広そうな「おくるみ」という物を作ってみることにしました。

「おくるみ」って妊娠するまで馴染みがない製品名だったんですが、
要は、赤ちゃんを包む布の事。
シーツみたいに敷いたりなど、とりあえず使えそうな感じです。

せっかく作るので、
耳フード付きおくるみにする事に。

着ぐるみとか、こういう飾り付け的なのって親のエゴかな(・ω・)
と、思ったりもしたんですが、


何せ本人に良いか悪いか聞けない!


赤ちゃんは一個人で、自分の所有物ではない。
と、心に釘を刺しつつ、
可愛いは正義(・ω・)ノ
本人が嫌がったらやめよう(・ω・)ノ


の精神でいこうと思います。


まず、布を購入。
新生児のために作るので、
ダブルガーゼにしました。

表布に、クマ柄。
裏布は、汚れが目立たなそうな、ちょっと渋めの青を選択。

どちらもダブルガーゼです。
完成時は4重ガーゼになります。
出来上がり予定サイズは90cm×90cmにしました。

製品としては70cm〜120cmくらいまであるみたいです。
私は、90cmまで成長しても、ブランケット代わりに使えたらいいなと思って、90cmにしました。

縫い代を1cmとして、
表布、92cm×92cmの正方形
裏布、92cm×92cmの正方形
でカット。

フードの所は、
直角二等辺三角で、
短い辺を32cmにしています。
こちらも、表布と裏布1枚ずつカット。


耳は、クマ柄の布にしたので、クマ耳にする事にしました。
直径12cmの円で、
片耳が、裏布1枚、表布2枚。
両耳作るので、これを2セット用意。


イメージとしては、こんな感じ。
面倒だったら、表布だけの耳でも可愛いと思います。
あと、好みで裏布をもう少し小さめにしても可愛いと思います。


円形の布の縁をかがり縫いします。
耳っぽくするために、
裏布を1cmくらい重ねて縫います。


縫い代になる部分にアイロンをかけます。
私は円形などのカーブを縫うのが苦手なので、アイロンでちゃんと縫い代を決めます。
これだけで、だいぶ楽になります。


表布に縫い付けます。


それぞれ縫い付けた所。


表布を重ねて、裏布を付けた位置より、外側を縫います。


縫い終わったら、
ひっくり返して、こんな感じ。
耳っぽくなったかな(・ω・)
綿を入れてもいいなーと思ったのですが、洗って乾きにくくなるのは面倒なので、やめました。


フード部分を作ります。
三角布の縁をかがり縫い。


表布と裏布を重ねて、
一番長い辺を縫います。
縫い終わったら、アイロンをかけます。


いつもなら、布がずれないように、ここで端を少し縫うのが好きなのですが、そうすると顔に縫い目が触れてしまうので、このままで。

赤ちゃんは皮膚が薄いので、赤ちゃん服は縫い目が当たらないようになっていると聞いたことがあるので、今回は、縫い目が触れないように作っています。

おくるみの端は、製品によって、
バイアステープで処理していたりもするので、バイアステープでもいいのかも。


耳の取り付け位置を確認します。


位置が決まったら、ずれないようにチャコペンなどで印をつけます。


全体を縫う時に、耳を挟みこんで縫うのですが、その時にずれると大変なので、耳と三角布を簡単に縫い付けておきます。


余分な部分をカット。


三角フード部分を、
92cm×92cmの正方形の角に付けるので、位置確認。
正方形の布に名前の刺繍を付けたいとか、タグを付けたいとかあったら、この時に付けておくと良いと思います。


大きい布を縫う時は、ズレやすいので、待ち針などで止めます。
私は洗濯バサミで止めます。


正方形の外周を縫います。
ただし、ひっくり返すために、返し口(縫わない部分)を少し残しておきます。 また、ひっくり返すと角は布が重なって厚くなるので、角を落としておきます。
こんな感じ。


角を落とした後に、
返し口を残して外周の縁をかがり縫いしました。
布をひっくり返して、返し口を手縫いで閉じて完成。

可愛い!(・ω・)ノ


おくるみとして使ったり、
シーツ代わりに敷いたり、
ブランケット代わりに掛けたり、ということを想定しています。
片付ける時は、余っているところをフード部分に折り入れたらコンパクトになりそう。

可愛いし簡単なので、
もっと作ってもいいな(・ω・)