手製のなにがし

手作りする風景をゆるくお届けします

玉ねぎの皮で草木染め

こんにちは。
玉ねぎの皮って染料になる、という話を聞いてきたアリザネコです。

興味が湧いたので、お店でゴミになる予定だった玉ねぎの皮を、入手してきました。

玉ねぎの皮。

旦那様に見つかったら、「何ゴミもらって来てるの!?」って言われることが想像できるくらいなゴミ感が出てます。
うん。
入手する時に、
「どうするの?」
って聞かれたので
「草木染めの染料になるって聞いたので」
って答えたら、
「ああ!綺麗に染まるわよ。うちの子が保育園でやってきたことあるの」
って言われました。
「保育園でやるんですか!」
今時の保育園すげえええぇ!(・ω・)

保育園児にできるなら、私にもできるはず!

とりあえず、草木染めってやったことないので、調べてみました。

[草木染め]
天然染料で染めること。
金属イオンを結合させ、色止めや発色させる。
タンパク質が染まるので、絹やウールが染まりやすいらしい。
化学繊維は染まらないらしい。

つまり、色素の煮汁を作ってそれに素材を入れて染める。
次に金属の液に入れて、金属イオン結合させて、染めた色を止めたり発色させる。この金属の液を、媒染と言うそうです。

[媒染]
色々あるそうですが、
アルミ媒染、鉄媒染、銅媒染、の3種類がお手軽だそうです。
鉄媒染は、錆びた釘と食酢、銅媒染は10円玉と食酢でも作れるらしいのですが、面倒だったので、今回は一番簡単なアルミ媒染を選びました。
あと、調べてみて、アルミ媒染のが色の発色が明るそうかな、と思ったので。

[アルミ媒染]
スーパーで売っているミョウバンという物を水に溶かして作れます。
ミョウバンは生ミョウバン焼ミョウバンどちらでも良いそうです。
そんな物売ってるのか!(・ω・)
と思って、スーパーに行きました。
本当に売ってました。
こちらの商品40g入りで88円(税抜)。
安っ!(・ω・)
ミョウバンの相場的にも、だいたい100円〜300円くらいで手に入るそうです。
「なすが色良く漬かります。」って書いてあるから、ナスの発色良くするために使うんだろうな。
草木染めと同じ原理か。

[ミョウバン]
ミョウバンを水に溶かした物をアルミ媒染って言うけど何でだろう?
と思って調べたら、ミョウバンってアルミニウムの化合物だそうです。

驚き!(・ω・)

アルミニウム食べれるんだーとか思ったけど、塩だって塩化ナトリウムで、ナトリウムの化合物だもんね。
ナトリウムって金属だもんね。
化学って不思議だなぁとしみじみ思いました。


と、言うわけで、

今回、用意したものはこちら!


☆材料
●玉ねぎの皮(写真は撮影用で、実際はもっとたくさん使用)
ミョウバン
●ゴミ取りネット
●片手鍋(アルミニウム)
●ボウル(ポリスチレン)
●箸
●布(綿100%)
●輪ゴム
*金属イオンを結合させて発色させるので、鍋はアルミニウムじゃない方が良いそうです。
草木染めの道具は、鍋はホーローかステンレスが良い、とあります。でも、アルミニウムの鍋でもやったという話を聞いて、私はアルミニウムの鍋でやりました。



⑴精錬
精錬・・・染める布の汚れや油、糊を取って綺麗にすること。
洗剤で洗う方法もあったんですが、私は鍋に水と布を入れて煮ました。
調理以外で使う用の鍋なので、小さいので、30分煮て、水を変えてさらに30分煮ました。
合計1時間煮ました。
煮た後は鍋から出して水洗いして絞ります。

今回使った布は綿100%。
綿はタンパク質がないので染まりにくいそうなので、豆乳で煮たりして補助材を使うそうです。
が、豆乳で煮なくてもある程度は染まるだろうとタカをくくって、私はこの補助材の工程は省きました。


⑵布を煮ている間に、玉ねぎの皮をネットに袋詰め。
ボウルに水を入れて、生ゴミとか入れるネットを用意。
もらってきた玉ねぎの皮は土とか腐っているのとかが混ざっているので、綺麗な部分をネットに入れていきます。土が付いてるだけっぽいのは、ボウルの水でさっと洗ってネットへ。
汚れをどれくらい気にしたら良いのかわからないけど、玉ねぎの茶色の皮のケセルチンという成分が水に出れば良いそうなので、案外洗わなくても良いのかもしれない。
でも、時間もあるし、選んでネットへ詰め詰め(・ω・)
口を縛ります。
計ったら、これで玉ねぎの皮50gありました。
染める布の量は36g。

染める布の20倍の染料が必要って読んだけど、720gも玉ねぎの皮煮れないな。(・ω・)
と思って調べたら、玉ねぎの皮を使っている量、みんなそんなに多く無かったので、このまま50gで行くことにしました。


⑶玉ねぎの皮を煮る。30分。
沸騰させないで30分煮たところ。
紅茶みたい。(・ω・)
90度〜60度を保つと綺麗に色が出るらしいのですが、わからないので沸騰させないことだけ気を付けました。
煮てる最中に旦那様に見つかって、
「豚の角煮?」
って言われました。
残念だが、そもそも食べ物じゃない(・ω・)


⑷布を用意する。
36gの布を3つに切りました。
1つを無地。
2つを、輪ゴムで止めて絞り模様にしてみました。
出来るかわからないけど、絞り模様がどうなるかワクワク。


⑸玉ねぎの皮の煮汁で、布を煮る。10分。
均等に混ざるように箸で混ぜ混ぜ。
煮汁は茶色ですね。


⑹布を取り出し、水で洗う。


⑺アルミ媒染に30分。
ボウルに水と、ミョウバンを少量のお湯で溶かしてから入れ、アルミ媒染を作る。
そこに布を入れて、30分。
水2Lにミョウバン20gくらいにしました。
水の8%〜10%くらいのミョウバンで良いとあったので。
媒染に入れたら黄色くなった気がする。


⑻布を洗う。
媒染を捨てて、ボウルに水と食器洗剤(中性洗剤)を少し入れて、布を洗う。
媒染に30分浸けたせいか、だいぶ黄色い!(・ω・)
ワクワクしながら、さらに水で洗って、洗剤を落とす。


⑼絞って広げて乾かす。
煮たせいか輪ゴムは、手で千切れました。外すの楽で良かった。
色移りとかするのかなーと思ったので、色水が落ちても大丈夫な場所で日陰干ししました。


(10)干し終わったらアイロンかけて完成!
絞り模様も出てる!!嬉しい!!
しかも、思っていた以上に黄色になりました。
玉ねぎの匂いもしません。
綿100%の布をそのまま使ったし、アルミニウムの鍋で煮たし、鍋も小さかったけど、ちゃんと染まりました。
良かったー(・ω・)ノ

家で楽しみながらやれるので、違う素材でもやりたくなったよー!

草木染めって調べると、サイトによって、工程や材料の分量が違うので、戸惑いました。
でも、多分、どんな風に染まるかの違いであって、おおまかな部分さえ押さえていれば、染まることは染まるんだなぁ。

小学生の頃に、ビニル袋に朝顔の花を摘んでたくさん入れて、叩いて、そこに布を入れて染めたことがあります。
赤く染まったんだけど、放って置くと色が抜けて、茶色く酸化してって、結局微妙な感じになったので、それ以降はやりませんでした。
今回は、玉ねぎの皮の力と、媒染の効果を知りました。
化学ってすごい。(・ω・)ノ

せっかくなので、この玉ねぎ布で何か作ろうかな。


玉ねぎの皮の草木染め、材料費が本当安くて簡単にできるので、
やってみたい方、おすすめです。

ナノビーズでひな祭り


実は最近、パーラービーズのイベントでスタッフとしてお邪魔してます。
アリザネコです。(・ω・)ノ

そこで学んだこと。
自立できる図案って、びっくりしてもらえて、喜んでもらえるってこと。

楽しいって大切だ(・ω・)

と、言うわけで、楽しめるような図案を作りたいと思います。
ひな祭り人形です!(・ω・)ノ

私は、ドット絵の図案は一番細かいところから作ります(・ω・)

この場合、目。
目のドット数を決めて、目の離れ具合を決めて、そこから顔の大きさを決めて・・・という感じ。


ほっぺたの位置に迷う。




ほっぺたは目の下にしました。
自立させるために、下一列14個つけてます。
お雛様、完成(・ω・)ノ



続いて、お内裏様を
お雛様の大きさや高さを揃えつつ作成。
こちらも自立用に、下一列14個つけてます。
お内裏様、完成(・ω・)ノ



さて、この子たちを自立させるための台を作ります。
用は、14個開けた物を作ればいいのでこんな感じ。
色はひな壇っぽい色でシマシマにしました。
赤で赤絨毯っぽくしてもひな壇っぽいかも。



アイロンをかけて完成させました。
人形の下一列分を、台の空いている所に入れます。


自立!
人の力を借りずに立てるようになったよ。偉い。


こんな感じで飾ってひな祭り。

時期が終わったら、外して片付けたら場所も取らない!
素敵!(・ω・)





〜図案〜

★お雛様

【使用色】


●しろ
●くろ
●はいいろ
アプリコット
●ピーチ
●パステルきいろ
●きいろ
●あか
クランベリー



★お内裏様

【使用色】


●しろ
●くろ
●はいいろ
アプリコット
●ピーチ
●パステルきいろ
●きいろ
●みずいろ
●あお



★台

【使用色】


●きみどり
●みどり
●きいろ
●やまぶきいろ

クッキーに描いて遊ぶ


寒いですね。アリザネコです(・ω・)ノ
バレンタインコーナーで、チョコレートのデコペンを見かけました。

あ、これ買えば楽しいかも。(・ω・)

と、思って、
クッキーを作って落書きすることにしました。

クッキー生地は、クックパッドで検索。
「クッキー 簡単 型抜き」
さすがクックパッドさん!
家にある材料で作れるものがありました。
材料を混ぜて、焼きました。

今回は、ハリネズミとリスと花の型抜きを使いました。
ハリネズミ。白いけど、焼いた状態です。
もっと焼いても良かったなぁ。

チョコペンはお湯で溶かしてから、先端をハサミで切ります。
描いている最中に中で固まって出てこなくなるとイライラするので、お湯の入ったコップに入れておきます。
これで描いててもチョコレートが固まらない。

青のペンで描いて、
オレンジのペンで、ほっぺたとか描いてみる。
一色でも描いてて楽しいけど、
二色あると、華やかになるなー。


顔描いたり
シマシマ、グルグル描いたり。


ハリネズミの顔と、毛並みを色々描いてみたり。


旦那様がハリネズミを逆にして吹き出しにしてました。なるほど。


オレンジが余ったので描けるだけ適当にアルファベット描いてみました。
全文字描けたら、良かったんだけど、
チョコレートが無くなったのでここまで。

並べて遊んでみた。
でも、無い文字とか二回使う文字とかで案外、単語作れず。(・ω・)
アルファベットたくさん作ったら楽しかったかも?

バレンタインが近いと、お菓子のデコレーション材料が色々あって、使ってみたくなるなぁ。

溶けた蝋を再利用してロウソクを作った


あけましておめでとうございます。
クリスマスも大晦日も正月も遅番で仕事していました。アリザネコです。
やっと仕事が落ち着いたぞー!

と、いうことで、
掃除をしました。

掃除をしてたら、出て来たのが、
ほぼ使い終わったロウソク。
少しグロい(・ω・)


芯を新しくして、形成し直せば、ロウソクになるんだろうな。

と思って、掃除の後にやってみることにしました。

材料集めに、こういう実験の時の強い味方、100円ショップのダイソーへ!

まず、蝋を溶かす必要があります。
料理用の鍋だと焦げ付いた時とか困るので、安い鍋を購入。
片手鍋、150円でした。

紙コップ、ロウソク、飲み物缶(2個で100円)

作業スペースには、アルミホイルを引きました。

飲み物の缶を、蝋を入れる容器にします。
と、いうわけで、
まず、缶を飲み干します。
缶切りで開けます。

どうせ、使い捨てだし、喉乾いたしってことで、缶の飲み物買いましたが、この缶切りの作業が思いの外、大変でした。 小さいからかな。
なので一個しか使いませんでした。

キャップ式の缶コーヒーとかにすれば良かった(・ω・)

ロウソクを砕いて、缶の中へ。

缶をお湯を張った鍋の中へ。溶けます。

紙コップ、に買って来たロウソクを立てます。

昔、やっぱりロウソクを作りたくて、 ティッシュをこよりにして、食用油に浸して、ロウソクで周りを固めて、燃やしたことがあります。

結果、大きな炎と大量の黒い煙が出ました。ははは(・ω・)

麻紐やタコ糸がロウソクの芯に出来るって聞いたことがありますが、ロウソクの芯をそのまま使うのが一番綺麗に燃えるはず!
と思って今回は小さいロウソクをそのまま使おうとしています。

溶けた蝋を注ぎます。

熱で、真ん中に立てたロウソクも溶けました!
倒れました。
なんてこった!(・ω・)ノ


と、言うわけで、
やり直し。


コップに二箇所切り込みを入れて、 糸で縛ったロウソクを立てます。

これなら、真ん中に芯を置けるはず!
砕いた蝋を注いでいきます。
缶が1個なので、色が混ざってしまいました。仕方ない。

注いでいきます。

放置して粗熱を取って、冷たい水の中へ。
水でふやかして、紙コップを外します。


外した所。

ロウソクになってる!

色が微妙に違う蝋を注いだので、グラデーションになるかなって思ったけど、色が混ざってほぼ青。
一番右だけ層が分かれて居るのがわかるくらい。
やっぱり溶かす容器を色別に分けないといけなかったな。
まぁ、いっか。(・ω・)ノ

試しに点けてみました。
おおーちゃんとロウソクになってる。

白い蝋を着色して、グラデーションとか作るのも楽しそうだなぁ。


クリスマス用にドット絵のガーランドを作ってみた

今年のクリスマスは青系でいこうと思っています。
アリザネコです。
ハロークリスマス。

パーラービーズガーランドって作ってみたいなぁ(・ω・)
と思って、
作ってみました。
輝きのキラキラのイメージと、
ツリーのガーランドです。
キラキラは十字と米の形。

白の線の周りに、青系のビーズをランダムに置いてます。
青系でまとめると、シックでかっこいいかな、と思ったんですけど、どうでしょう?(・ω・)ノ

ツリーの図案はこんな感じ。


パーラービーズガーランドって、結構、重さがあるんですね。
そこをうまく消化したいなぁ。

車用のゴミ箱を作ってみた


免許証は身分証明書。
ペーパードライバーのアリザネコです。
母より、「車で使う用にゴミ箱を作ってほしい」という注文が入りました。

母によると、口が開いてて、ポイっとゴミを捨てられて、小さめ直径18センチくらいの円くらいのサイズが良いそうなんです。

私、ペーパードライバーで車も所有していないので、どんなのが理想かよく分からないのですが、母の頼みなので、作ってみました(・ω・)

用意したもの。
*表布
*裏布
*下敷きを半分に切った物

後から追加で、
*タピオカ用のストロー
(少し太めのストロー)
*紐
も使いました。



一番大きな布の端と端を縫って、輪にします。
底面になる布を丸く切ります。
適当な大きさの缶のフタで印をつけて切りました。

輪の布と底面の布を合わせたところ。
こんな感じで下敷きを入れて、放り込みやすく入り口を作ります。(・ω・)

裏袋も同じ感じで作ります。

次に紐を通すところ。
タピオカ用のストローを布の幅に合わせて切ります。
ストローを縦に切って、布の中に入れます。
ストローを布に入れたところ。
このままでも良さそう(・ω・)

って思ったけど、一応、同じ長さより少し短めに切ったストローを入れました。

表袋、紐を通すところ、裏袋をこんな感じで重ねて、合わせて縫いました。
返し口を残して、表に返して、返し口から下敷きを入れました。

でも、この順番で縫ったのは失敗。(・ω・)

下敷きが下に落ちないように、下敷きの下あたりを一本ミシンで縫う予定だったんです。

です、が!

下敷きが硬いせいで、布と下敷きがミシンの腕のところを回りきらなくて、半分くらい縫たところで、進まなくなってしまいました。
(・ω・)いやーミシン壊れるかと思ったよ。

仕方ないので、そこは手縫いで仕上げました。


たぶん、

⑴表袋、紐を通すところ、裏袋を合わせて、紐を通すところの部分だけ縫う(仮縫い)

⑵表にして、下敷きを落ちないように、一本線を縫う。

⑶下敷きを入れる。

⑷表から入り口を一周縫う。終わり。

で作った方が良かったんだと思う。
次に作ることがあったら、そうしよう。

完成
下敷きを長いまま使って、底までしっかりとした感じでも良かったかも。

浅く作って小物入れにもなりそう。
なんだか、頑張れば製品化できそうな感じがあったなー(・ω・)ノ

ダンボール箱でファイルケースを作る

いつか使うと思って、捨てられない病を持ってます。
アリザネコです。

フェリシモという通販に、クチュリエという手芸通販があります。
そこで買い物をした時に、
可愛いダンボールで届きました。

可愛くて捨てられなくて、
放置していました(・ω・)
そろそろ片付けようと思って、
あーでももったいないなぁ、
何かに使えないかなーと思って、
思いついたのがファイルケース!

めんどくさがって、カッターだけで切ってましたがズレるので、
結局、定規を当ててカッターを使いました。
定規を当てた方が早く綺麗に切れました。
最初から使えば良かった(・ω・)

同じ形が2個できた。
やったね(・ω・)ノ

箱の反対側は、郵便の伝票が貼ってあった跡があって、あまり綺麗じゃないので、隠してます。

もう一つ箱があったので、もう一つもカッターで切断。
これだけあれば、分別が楽そう。

こんな感じで使います。


12月は忙しいから、
今から少しずつ掃除してかないとなぁ。